Amazon SES
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Amazon Simple Email Serviceは2011年1月、AWSの中でも比較的地味な部類の製品として登場し、今も当時と同じ仕組みで動いている。APIやSDK、SMTPを通してリクエストを送ると、SESがメッセージをルーティングし、配信結果やバウンス、苦情のイベントをSNS経由で報告してくれる。ドラッグ&ドロップのエディタや連絡先リスト機能、キャンペーンスケジューラーは内蔵されていない。SESは、送信するアプリケーションはすでに手元にあり、単にメールを送るためのパイプが必要なだけというユーザーを想定しているためだ。Lambda、CloudWatch、その他のAWSサービスとネイティブに連携でき、それがまさに求めているものになるチームもあれば、他を探した方がいいという判断材料になるチームもあるだろう。
料金は連絡先数や月額購読ではなくメール1通あたりで決まり、このリストの中でも群を抜いて安く、1,000通あたりおよそ0.10ドルで月々の最低利用料もない。AWSは新規アカウントに最初の12か月間、月3,000通の無料枠を提供しているが、それ以降はすべてのメールに課金され、他社にあるような継続的な無料枠は用意されていない。規模が大きくなると追加費用もかさんでくる。標準的な専用IPは送信量にかかわらず月額25ドルほどかかり、オプションのVirtual Deliverability Managerは1,000通あたり約0.07ドルが追加される。SESは、すでにAWS上で稼働しており、認証やウォームアップ、監視を自前で行うエンジニアリングの時間があり、その代わりに最安値のメール単価を得たいチームに向いている。